2018.04.01
カスタマイズ品と標準品
自社の製品・サービスで、標準製品と顧客対してカスタマイズした製品があるとして、どちらが利益率が良いだろうか?
カスタマイズした製品のほうが、顧客ニーズに合致した、付加価値の高い製品であり、利益率も良いと考えられがちである。営業担当者も積極的に顧客ニーズにあったカスタマイズ品を提案するかもしれない。
しかしながら、カスタマイズ品は、カスタマイズにかかる研究開発、製造、業務オペレーション等が複雑になり、意外と利益率が低くなっている場合があるため、注意が必要である。顧客の要望を聞くあまり、利益の出ない製品・サービスになっていないか、定期的に見直す必要がある。